マリッジブルーαに誘われたので観に行った。
まずチケ代が高く(12K)、大和證券がメインスポンサーのせいでコンサートパンフ内にネットトレード案内が含まれているという客層をよく考えたマーケティング。果たして客層はビンゴだったけど、これをきっかけにネットトレード始める人はいるのかね。いるんだろうね。
ライブは勿論大ナツメロ大会で、ポール・ロジャースがイマイチ高音出ないけど、そこは心の薄目でカバーして皆大盛り上がり。ただし、中盤は各メンバーのソロ主体のためかなりダレて、自分はまた桃源郷に旅立ってしまった。
決定的な欠落をトリビュートバンドやメンバーのソロ活動で埋め合わせてきたファンにとって、今回のQueenという『冠』は盲目的な愛を注ぐに十分だったと思う。
ボヘミアン・ラプソディーの冒頭でフレディーが歌うビデオ映像に合わせてメンバーが生演奏したり、『フレディーが今ここに来ている!』と絶叫してみたり、客に散々歌わせようとしたり、ポールがいるのにブライアン&ロジャーが歌いまくりだったりと、全体としては失われたクイーン体験をパッケージ化してお届けしよう、というコンセプトを感じた。
シニカルに言ってしまえば、老人には搾取され若者には裏切られることが約束されている谷間の世代に与えられた、せつない予定調和だったのかもしれない。
(おまけ)
ロジャー(Dr)に対する会場からのコールが凄かったが、マリッジブルーαの『中川いさみのマンガにロジャーっていなかった?』の一言で、折角のコールが全て脳内であのロジャーに変換されてしまいました。
『行けロジャー!ドラムを叩け!』
『アイアイサー!』
でも、スティックの長さが足りなくて空振りなんだよねえ。
2005年10月31日
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